創業者の声
夢を「事業計画」に 夫婦でかなえた理想の店づくり
La Base de Cercle(飲食業/2026.07)
代表 林田 雅隆さん
吾野駅前で創作フレンチレストラン「La Base de Cercle(ラ バース ド サークル)」を営む林田雅隆さん。長年都内のホテルでシェフとして腕を磨き、パティシエとして活躍していた妻・容理子さんとともに、夫婦二人三脚でフレンチ料理やケーキなどの洋菓子を提供している。
2025年2月のオープンから1年5か月。現在では「ラバサク」の愛称で地域の方々に親しまれ、SNSで評判を知った観光客が足を運ぶ人気店となっている。

もともと林田さんは自然豊かな場所で自分の店を持つことを目標にしており、ホテルを退職後、長野に移住していた。しかし、容理子さんの地元である飯能で理想的な物件と出会ったことをきっかけに飯能での開業を決意した。長野で仕事を続けながら飯能へ通い、開業準備を進めた。その過程で、飯能で知り合った方から商工会議所を紹介され、現在の担当経営指導員と出会った。
想いを「事業計画」に
最初に相談した時には、創業に関する補助金の公募がすでに終わっており、事業計画に補助金をどう組み込むべきか判断が難しい状況だった。指導員は、林田さんの想いや事業構想を丁寧に聞き取りながら事業計画書に落とし込んでいき、次年度に補助金の公募が出た時にはすぐに申請が出来るよう準備を進めた。幸い次年度も創業に関する補助金の募集が行われ、一部の厨房機器導入費用に充てることができた。
「準備期間は長野から通っていたので正直大変でした。けれど想いが先走り現実が見えていない部分もあったので、冷静なアドバイスをいただけたことはありがたかったです。公的制度や飯能の状況について教えていただけたことも参考になりました」と林田さんは振り返る。

その後も続く伴走支援
開業後も伴走支援は続き、SNS運用のノウハウを学びながら、容理子さんがSNSの更新に力を入れている。また、担当指導員とともに新たな補助金申請の準備も進め、さらなる販路拡大に取り組んでいる。
「補助金や融資のために事業計画書を作ろうとしても、一人で進めるのは簡単ではありません。だからこそ、構想段階でも遠慮せず、まず相談してみてほしいと思います」と林田さん。
夫婦で思い描いた理想の店づくりを着実に形にしてきた歩みは、創業を志す人にとって心強い後押しとなるはずだ。

担当した経営指導員からのメッセージ
創業準備に1年以上取り組まれる中で、林田さんご夫婦の「理想のお店をつくりたい」という強い思いと行動力に何度も感心しました。
オープン後は「ラバサク」が地域の方々に親しまれ、SNSでも話題になっている様子を目にするたびに、担当者として大変うれしく思います。
料理やお菓子のおいしさに加え、ご夫婦の温かい人柄が多くのお客様を引きつけているのだと思います。今後も地域に愛されるお店として、さらなるご活躍を期待しています。
La Base de Cercle
所在地:飯能市大字坂石町分332-11
TEL:090-1760-3114
HP:https://labasedecercle.com/ または https://www.instagram.com/labasedecercle2025/
事業内容:創作フレンチ、洋菓子販売
営業時間:モーニング8:00~10:00(L.O. 9:30)、ランチ11:30~15:30(L.O. 14:30)、ディナー18:00~21:00(※ディナーは完全予約制)
※日曜はテイクアウト販売のみ11:00~17:00
定休日:毎週月曜、月に一度日曜休み有
※営業カレンダーはInstagramをご確認ください。
駐車場:3台
「経営者の声」に関するお問い合わせ先
お問い合わせ先:中小企業相談所
TEL:042-974-3111