経営者の声
対話を力に、着実な成長を続けるものづくり企業
有限会社天ヶ瀬工業
代表取締役 天ヶ瀬 和弘さん
原市場で精密製缶、板金加工業を営む天ヶ瀬 和弘さん。1973年に先代が天ヶ瀬鉄工所として創業。1989年に法人化し、2010年からは和弘さんがそのバトンを受け継いでいる。同社は、“美しい製品づくり”をテーマに、多様な業界のニーズに応えるものづくり企業として事業を展開。長年培ってきた技術力と柔軟な対応力を強みに、高品質な製品づくりを支えている。先代が代表の頃から商工会議所を利用しており、和弘さんが承継してからもさまざまな場面で活用している。

計画的な設備投資で成長
和弘さんは、代表になる前から経営に関する情報にアンテナを張っており、代表就任後もすぐに事業計画の策定や補助金の活用を積極的に行った。業種柄、設備投資にかかる費用が高額になるため、商工会議所、中小企業診断士、金融機関とうまく連携を図り、その都度事業計画書を作成、採択を勝ち取ってきた。補助金を活用した設備投資による課題解決の成果が認められ、生産性向上の好事例として、過去に中小企業庁で紹介されている。

相談を重ね、新工場・本社移転を実現
「気になる情報を耳にした時はすぐに担当指導員の方に相談しています。入会しているからには活用すべきですし、皆さんがそうであってほしいです。職員の方は、問いかければ必ず返してくれます。」と和弘さん。
新工場の設立、本社移転の話が出た際も、担当指導員と何度も相談を重ね、事業計画を策定。効果の高い税制支援などを受けることができた。24年6月に現在の本社工場社屋が完成。新たな本社工場への移転により、生産体制や作業環境がさらに充実。業務効率の向上に加え、顧客ニーズに応じた柔軟な対応力も高まり、将来を見据えた事業基盤の強化につながっている。また、旧工場も赤沢第一・第二工場として稼働し、受注体制の拡充を図っている。

「まずは職員との対話を重ねて、“こんな活用の仕方があるんだ”と自分でイメージを沸かせてみてください。ホームランでなく、小さなヒットを重ねることが大事だと思っています」
近年は補助金申請の頻度を少し落としていたが、このたび省力化ロボット導入を目指し、再び担当指導員とともに事業計画の策定を進めている。その姿勢はまさに「小さなヒットの積み重ね」の言葉を体現しているようだ。

担当した経営指導員からのメッセージ
これまで補助金活用や設備投資、新工場設立など、さまざまな場面でご相談をご一緒してきました。私たち経営指導員は答えを出すというよりも前に、お話を伺いながら社長の考えや想いを整理する「壁打ち相手」としてのお手伝いができると思っています。
天ヶ瀬社長は常に先を見据えながら行動されており、私自身も学ぶことがたくさんあります。これからも身近な相談相手として、事業のさらなる発展に向けて伴走していきたいと思います。私のおススメは、従業員さんが快適に仕事のできる環境が整った施設と工場の見学です!
有限会社天ヶ瀬工業
所在地:飯能市原市場613-1
TEL:042-977-0464
HP:https://www.amagase-kk.co.jp/
事業内容:大型フレーム・精密製缶加工・板金加工・マシニング加工・レーザー切断加工・プレス加工・フライス・旋盤加工、FRP加工
営業時間:8:00~17:10
「経営者の声」に関するお問い合わせ先
お問い合わせ先:中小企業相談所
TEL:042-974-3111