経営者の声
「気軽に話せるコンサルタント」とともに いつの時代も地域に必要とされる教習所へ
株式会社飯能自動車学校
代表取締役社長 沢辺 亮一さん

岩沢の飯能自動車学校で3代目として指揮を執る沢辺亮一さん。普通車や二輪車の教習に加え、高齢者講習や交通安全教室なども行い、地域に根差した自動車学校として歩んできた。
同社は1958年に亮一さんの祖父・浩さんが設立し、62年に埼玉県公安委員会の許認可を受け、指定教習所として教習を開始。65年に法人化し、その後、亮一さんの父・瀞壱さんが事業を継いだ。瀞壱さんが公職で多忙を極めていたこともあり、亮一さんも大学卒業から数年後には専務として会社経営に参画してきた。
「KOALA SPIRIT」~コアラの精神~をビジョンに掲げ、コアラのように優しく、人を笑顔にできるドライバーを育てること、そして、働く人自身も人に優しく、笑顔を届けられる存在であることを目指している。
現在の社員は40名。そのうち教習指導員は30名。20代~60代まで幅広い世代が活躍し、県内トップクラスの女性指導員在籍率を誇るという。指導員は卒業するまで専属となり安心して通えると好評で、口コミの良さや卒業後のおたより紹介などからその満足度が窺える。
経営を前に進める、身近な相談相手
先代の瀞壱さんは長年、商工会議所の会頭などを務めており、商工会議所との関わりは長かったが、経営に関する相談相手として活用するようになったのは、亮一さんが代表に就任する少し前からだという。青年部活動を通じて経営に関する情報を入手する機会が増え、事業計画の相談をきっかけに補助金申請や健康経営優良法人申請の取り組みなど前向きに取り組んできた。
「日々、目の前の課題に追われがちなところで、専門家の方の客観的な視点をもらいながら長期的な経営計画を考える機会を作れたことは意義のあるものでした。」と沢辺さん。補助金などの情報が入手しやすくなったことで、設備投資にも前向きになり、労働環境の改善やIT化もより意識するようになった。また、BCP(事業継続計画)の策定や健康経営優良法人の認定も、全体的な意識の底上げにつながったという。
「商工会議所は気軽に話せるコンサルタントのような場所。相談事がなくても大丈夫。会館も新しくなり、情報入手しやくなったので一度行ってみてほしいです」
変化する時代に、地域に必要とされる教習所へ
業界として少子化や自動運転技術の革新などの懸念材料もありつつ、地域の交通安全教育センターの一つとして、これからの地域との関わり方を模索しているという。変化する時代に柔軟に対応しながら、地域に必要とされる教習所であり続けるため、沢辺さんはこれからも人と地域に向き合った経営を続けていく。
商工会議所の支援を受け、健康経営優良法人の認定を取得。
オンライン学科教習の導入など、デジタル化を推進。
地域開放イベント「コアラまつり」を毎年開催。
若手社員や女性社員が活躍する職場づくりを進めている。
担当した経営指導員からのメッセージ
私も学生時代に飯能自動車学校さんで運転免許を取得しました。取材や相談の際には、事業者としての視点だけでなく、これから商工会議所に求められる役割や在り方についても貴重なアドバイスをいただいております。
また、埼玉県や商工会議所の各種支援制度を積極的にご活用いただいており、前向きに事業へ取り組まれる姿勢が大変印象的です。
株式会社飯能自動車学校
所在地:飯能市岩沢958
TEL:042-973-2395
HP:https://hanno-ds.com/、https://www.instagram.com/hannods.okyakusama/
事業内容:指定自動車教習所
営業時間:9:30〜19:30(火~金)、8:30〜18:30(土日)
定休日:月曜日
「経営者の声」に関するお問い合わせ先
お問い合わせ先:中小企業相談所
TEL:042-974-3111