経営者の声
「笑顔生まれる」ものづくりの承継 飯能から広がる、からくりアートの魅力
株式会社Muku-studio
代表取締役 野出 翔太 さん
今年4月、父・正和さんから会社の代表のバトンを受け継いだ野出 翔太さん。
株式会社Muku-studioは、からくりアートや木のおもちゃの製作をはじめ、イベントやワークショップ開催、映像現場での指導など、笑顔が生まれるものづくりと空間づくりを行うアトリエだ。
野出さんはTOYクリエイターの古川さんと一緒に、原市場のアトリエで作品を生み出している。

「笑顔が生まれる」をかたちに。多彩なものづくり
からくりアートの製作は、オーダーメイド。常設設置やイベント・展示会、プロモーション用など、顧客のニーズに合わせて製作を行う。短期間の設置にはレンタル、継続的にからくりを楽しみたいという希望にはサブスクリプションメニューも用意している。
木のおもちゃはオンラインショップや全国の販売店で販売しており、最近ではテレビ東京「出没!アド街ック天国」飯能編で「すいか割り専用棒」が取り上げられ反響を呼んだという。
また、映像作品へのからくりアートの提供や映像制作陣への指導など、ものづくりの枠を超えた活動も行っている。

父から受け継いだ、ものづくりへの想い
父・正和さんが創業したのは翔太さんが生まれた1994年のこと。正和さんは“輝いている親父の背中を見せたい”という想いから異業種より転身し、Muku-studioの前身である無垢工房を創業。野出さん自身も初めは別業界に身を置いたが、“子どもに携わる仕事がしたい”と考え、保育・教育施設におもちゃを卸す会社で業界のことを学んだ。2020年に同社に入社し、父の背中を追いかけながら、製作技術とともに経営のことを学んできた。

「困ったときは何でも相談」身近な存在として伴走
商工会議所と深くかかわるようになったのは、2023年に法人成を検討し始めたことがきっかけだった。法人成によって市の創業支援補助金を活用できるようになったことから、担当指導員はさまざまな補助金や税制優遇について調べ、活用できる施策を情報提供し、一つひとつ伴走支援した。「法人成した年は、『取れるものは取ろう!』と支援のフルコースでした」と野出さんは笑う。
「担当の指導員の方はとにかく丁寧。多くの事業者に携わっている中で、自分とのやり取りを覚えてくれていて、重要なタイミングではリマインドをしてくれる。心強いです。小規模事業者の方は、わからないことも多いはず。困っていることがあれば何でも相談してみてほしいです」
今後は、一般のお客さんがいつでもからくりアートを楽しめる、からくりアートミュージアムを市内に作りたいと話す野出さん。野出さんの描く新たな構想は、これからも飯能のまちに新しい楽しみを生み出していきそうだ。
担当した経営指導員からのメッセージ
相談当初から様々な支援策に興味を持ち、活用できる支援策はチャレンジしていく姿勢に、私自身もご支援をしていきたいという気持ちになりました。今後も様々な支援策をご案内しつつ、身近な支援者として寄り添っていけたらと思います。
株式会社Muku-studio
所在地:飯能市原市場728-3
TEL:042-981-9465
HP:https://muku-studio.com/ または https://www.instagram.com/mukustudio1994/
事業内容:
- 木のおもちゃの企画、デザイン、製造、販売、監修
- イベント、ワークショップ、講演会、研修会、展示会の開催
- テレビ番組、プロモーションビデオ、ウィンドウディスプレイ、イベント等で使用するからくりアートの製造、監修及びレンタル
- 出版物の執筆、監修及び販売
「経営者の声」に関するお問い合わせ先
お問い合わせ先:中小企業相談所
TEL:042-974-3111